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Artist's commentary
05/28/2012 10:59｜Manga 2P｜Photoshop [ R-18 ]
BAD END -滅亡-
それは、或いはあったかも知れない結末。聖域の侵食は止まらず、人々は生活の場を捨てて逃げるしかなかった。安住の地などあるはずもなく、街から街への移動の繰り返しで人々が徐々に疲弊していく中、傭兵の少女アリアは、街を移る人間を護衛する任に就いていた。そんなある日――――『なあ、また街を捨てて移動するんだって？』そう声をかけてきた男達がアリアを取り囲んだ。「うん…。もう聖域の侵食がすぐそこまで迫ってるから…。」『…これで何回目だよ。例え別の街に移っても、どうせその内また捨てなきゃならねえんだろうが！』「そ、それは…。」『大体、お前らがちゃんと戦わねえからこんなことになったんだろ！』『そうだ、責任取れよ！』「そんな…ひどいよ…。」『…おい、こいつ、犯っちまおうぜ。』『おう、身体で責任取ってもらうか。』自らの身体を舐め回すような視線。男達が言っていることは理解できなかったが、何か良からぬ事を企んでいるのは解った。…が、その時にはすでに男達の手が彼女の衣服を掴んでいた。本来ならばこのような男達に遅れをとるはずはないが、自分達の弱さが今の事態を招いた負い目は確かに彼女も感じていた所で、それが抵抗する力を奪ってしまった。瞬く間に地面に組み伏せられ、服を脱がされ、身体をまさぐられ始める。「痛っ！やだ、離して…！」行為の意味は知らなかったが、本能的な恐怖が彼女を襲う。僅かばかりの愛撫の後、男の一人が未だ誰も侵入した事のないそこに無理矢理剛直を捻じ込んだ。「―――――ッ！？」何が起こった解らない。あまりの激痛に声を上げることすら出来ず、ただ口をぱくぱくと動かす。その小さな口にも別の男が肉杭を押し込み、自らの欲望を満たすために動き始める。年齢には不釣合いに育った大きな乳房にも男の手が伸び、力任せに掴み弄ぶ。程なくして口腔にも膣奥にも精液が流し込まれたが、それで男達が満足するはずもなく、その後日が暮れ、また日が昇るまで犯され続けた。…そして…。『おい、こいつどうする？』力無く横たわるアリアの頭上で男達が会話する。『殺しちまうか、仕返しに来るかも知れねえ。』『そうだな…こんな世の中だ、傭兵一人いなくなったくらいじゃ軍も動かねえだろ。』『へへ…じゃあな、楽しませてもらったぜ。』男の一人が鈍器でアリアの頭蓋を叩き割る。こうして彼女は、自らが守ろうとしていた者達の手によって、十数年の短い生涯を終えた。