
Artist's commentary
「か、上崎さんの誕生日に寝たフリをしてみるぞ・・・!」
(今僕は家に上崎さんを招待している) (そして今上崎さんはトイレ中・・・) (よし、ここはなんとなく寝たフリをしてみよう・・・!) ガチャ「ごめんね、お待たせ橘くん」 「・・・」 「あれ?橘くん?・・・もしかして寝ちゃったの?」 「・・・」 「そんなぁ・・・せっかく二人っきりで色々お話しようと思ってたのに」 「・・・」 「ん~、でもまあいいか、橘くんの寝顔をこんなに近くで見れるんだし♪」 「・・・」 「エヘヘ、橘くんの寝顔はいけ~ん♪・・・フフ、やっぱり相変わらずカッコいいけど、どこかあどけなくてかわいい・・・」 「・・・」 「えい」ツンツン 「ん・・・」ビクッ 「エヘヘ」 (ビ、ビックリした・・・急にほっぺたを) 「素敵・・・一日中でも眺めていられるな」 「・・・」 「でも、少しさびしいな・・・家に招待してくれたのはホントに嬉しかったけど、橘くん、もしかして今日が何の日か・・・覚えてないのかな・・・」 「・・・」 「今日はアタシの誕生日だよ~」ボソボソ (耳元で・・・く、くすぐったい///) 「忘れちゃったひどい橘くんにはお仕置きしないと!」 (な、なんだ?いったい) 「よっ・・・と」ポス (!!か、上崎さんが僕にまたがって・・・軽いけど、や、やわらかくて・・・) 「フフ、やっぱり橘くん逞しい」スリスリ (あ、ちょ、お、おなかを・・・) 「た、橘くん寝てるんだし・・・き、キス、しちゃおう・・・かな・・・」 (!?!?) 「い、いいよね?橘くんが悪いんだから・・・」 (ちょ、ど、どうしよう!?起きるべきか!?いや、それとも・・・!?) 「ん・・・」ドキドキ (い、息がかかる・・・もう・・・!) 「や、やっぱりダメだよ」スッ (・・・?) 「アタシは今までずっと隠れて、陰で橘くんのこと見守って・・・言葉を交わすチャンスさえほとんどなかったけど・・・」 「・・・」 「今はもう・・・お、想いが報われて・・・ようやく一人の女の子として見てもらえるようになったんだもん」 「・・・」 「キス・・・するなら、ちゃんと二人の意思が通じ合ったときに・・・したいな・・・エヘヘ」 「うおおおおお!上崎さああああん!!」ガバァ 「キャァッ!?た、たたた橘くん!い、いいいいつから起きてたの!?」 「最初からだよ!上崎さん!!結婚しよう!!」 「えっ・・・あ、は、ハイ///」