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Artist's commentary
聡澪02
【冬のある日】
ある寒い日
自宅に遊びに来た聡を玄関先で迎える
自転車から降りた聡は、澪の顔を玄関に見つけニッコリと微笑み
小走りに走ってくる
そんな聡をカワイイと思いながら
「外は寒かったでしょ? コタツ暖かいよ♪」
そう言って聡を家の中に招こうとする
だが、聡はそのままの勢いで澪に抱きつく
「澪姉ぇ~♪」
「わっ!こらぁ!」
そのまま玄関の中に押されるように入る澪
ドアがバタンと閉まる
聡は甘えるように澪の胸に顔をうずめる
「澪姉ぇ、あったかい」
そんな聡に怒ったような、困ったような顔をしながら
「もう馬鹿!」
なんとか聡を引き剥がし、聡のおでこにコツンとデコピンをする
「ほら!靴を脱いで!まずは暖かくしないと駄目だぞ」
「うん」
「今日は、私しか居ないから・・・・ゆっくりな」
つづく?(いや続かないかな)