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Artist's commentary
褐色エルフ村長さん♥
少年は怯えていた
その部族の集落に向かい帰ってきたものはいないと伝えられている。
しかし少年の村にはひとつの掟があり、ある一定周期、数百年に一度その部族に生贄を差し出さなければ
ならなかった。
というのもその部族は魔力に長けた部族であるらしく、少年たち人間はその村から伝えられた魔術の
知識によって生活できていたからだった。
悲劇的なことに少年は生贄に選ばれた。
生贄の条件は定かではないがどうやら魔力の素質があり男という法則があるらしかった。
あとは部族のほうから指名があるわけだが選ばれてしまった少年はそれどころではなかった。
今は一人で村に向かう途中だ。
村への行き方は今朝頭の中に直接"送り込まれてきた"。
向かわないことも考えたが自分の村のみんなのことを考えるとできなかった。
その後少年の姿を見たものはいない。
続かない( ˘ω˘ )