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  • ID: 301435
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  • Date: almost 17 years ago
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lethe and ranulf (fire emblem and 2 more) drawn by holy_pledge

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  • ライ×レテ(FE蒼炎の軌跡)

    ラグズたちには発情期が存在する。個人差があれど、ある一定の周期でやってくる。
     それらの時期がやってくると、彼らは己の中に湧き出す本能をどうすることも出来ないのだ。
     だがそれにしてもおかしい。
    「……お前の周期は酷く乱れているように感じる」
    「そうか?」
     飄々と告げる同種の男を睨み付けるようにし、レテは前回彼と交わった時のことを思い出す。
     頭の中で、指の数で、何度も何度も計算するがやはりあわない。
    「……やはりおかしい」
    「別に気にすることないさ」
     言って、ライは圧し掛かるように彼女の身体を柔らかな芝の上に倒した。
    「な!」
     今は進軍を止め、皆が一息している最中だ。どこで誰に見られるとも分からない。
     聞きかじった知識ではラグズの習慣はベオクには理解しがたいことのようであるし、何より、ベオクと行動を共にするようになり彼らの考え方に自分も近くなったというのがあるのかもしれない。

     感情よりも先にこういった行為をして繋がることの重大さに今更ながらに気づいたのだ。

     つまり、ライの心は自分に向いているのだろうか、という疑問に包まれたのだ。

     こうして相手として望んでくれるのは嬉しいことだが、誰でもいいのかもしれないなどという疑問に包まれる。
    「……ライ」
     ライはレテの下穿きを軽々とずりおろし、今にも食らいつこうとしていた。
    「待て!」
     レテは既に受け入れの態勢となっていた自身を律し、抵抗を試みる。
    「ん?」
    「そ、その……」
     だが、いざ実際に告げるとなるとなんと言ったらよいのか分からない。
     それを問うのは、それこそライが好きだと言っているも同然ではないかと気づき、決意が鈍る。
     だが、言葉を探っている中でライが鼻を摺り寄せて口付けてきた。心地よさを感じる、レテの大好きなスキンシップだ。
    「何だよ、早く言えって」
     その声は優しく、レテの鼓動を速くさせる。レテの思いを強くさせる。
     だから思い切り息を吸って言ってやった。
    「……お、お前は相手が私でなくとも構わないのだろう? 他の女でもいいのではないか?」
     言い切った、と肩で息を吐くように呼吸を整えていたレテはやがてライの反応がないことに気づく。
    「……ライ?」
     不思議に思って顔を覗き込むようにすると、少し顔を上げたライの顔がニヤリ、と歪んだ。
    「いや~……悪い悪い。嬉しくて」
    「な、何を……!」
     ついカッとなって手を出しかけたのを無理矢理止められて、再び唇をふさがれて言葉すら紡げない。
     そんな中、ライはそのまま自らの身体を横にしてレテを腹の上に乗せた。
    「な、何だ?」
    「いや、お前が愛されてるってことを自分で感じてもらえればなあと思って」
     額に皺を寄せて、分からないというように告げるとライは自らの膨張した高ぶりを取り出した。
    「自分で入れて。そんで自分で好きなように動け」
    「な!」
    「いつも俺ばっかいい思いしてるから、たまにはレテが自分で好きなようにやってみなってこと」
    「……っ」
     そういうことが言いたいわけではない、行為に不満を訴えているわけではない、と告げたくても導かれるように熱くなった本能には逆らえなくて結局何が何だか分からないままにレテは彼の上に跨って彼を包み入れる。
     最初は渋々、というように始めたのだがやがていつもとは違う快楽がレテを覆い、レテは悩みも何もかも吹っ飛んでしまったように思えた。
    「……ふ、にゃ……あ、ぁふ……みゃぁッ、ぅん……」
     いつの間にやら上半身もずり下ろされてライの手によって白い肌が赤く染め上がっていく。

    「ラ、ライ……」
     いつもとは違うという戸惑いと興奮、そしていつもよりもずっと優しいライの手の平と声にレテは我を忘れたように腰を動かした。

     その後、途中で聞いた「お前以外の女とはやりたくない」という言葉を意識の海に漂いながら聞いたレテは、もう一度しっかり聞きたいと願って二回目を求めた。
     結局その最中で「お前を見てると俺はいつでも発情期になる」といった言葉をしっかりと聞いてしまい、レテはあまりの恥ずかしさにそれまでの快楽を投げ捨てるようにライから離れ、怒りを露にしてその場を立ち去ったのだが。
     しかし上機嫌になった顔までは隠せず、すれ違ったベオクたちが不思議そうな顔をしていることに気づけなかったようだ。

    Ranulf x Lethe (FE Path of Radiance)

    ラグズたちには発情期が存在する。個人差があれど、ある一定の周期でやってくる。
     それらの時期がやってくると、彼らは己の中に湧き出す本能をどうすることも出来ないのだ。
     だがそれにしてもおかしい。
    「……お前の周期は酷く乱れているように感じる」
    「そうか?」
     飄々と告げる同種の男を睨み付けるようにし、レテは前回彼と交わった時のことを思い出す。
     頭の中で、指の数で、何度も何度も計算するがやはりあわない。
    「……やはりおかしい」
    「別に気にすることないさ」
     言って、ライは圧し掛かるように彼女の身体を柔らかな芝の上に倒した。
    「な!」
     今は進軍を止め、皆が一息している最中だ。どこで誰に見られるとも分からない。
     聞きかじった知識ではラグズの習慣はベオクには理解しがたいことのようであるし、何より、ベオクと行動を共にするようになり彼らの考え方に自分も近くなったというのがあるのかもしれない。

     感情よりも先にこういった行為をして繋がることの重大さに今更ながらに気づいたのだ。

     つまり、ライの心は自分に向いているのだろうか、という疑問に包まれたのだ。

     こうして相手として望んでくれるのは嬉しいことだが、誰でもいいのかもしれないなどという疑問に包まれる。
    「……ライ」
     ライはレテの下穿きを軽々とずりおろし、今にも食らいつこうとしていた。
    「待て!」
     レテは既に受け入れの態勢となっていた自身を律し、抵抗を試みる。
    「ん?」
    「そ、その……」
     だが、いざ実際に告げるとなるとなんと言ったらよいのか分からない。
     それを問うのは、それこそライが好きだと言っているも同然ではないかと気づき、決意が鈍る。
     だが、言葉を探っている中でライが鼻を摺り寄せて口付けてきた。心地よさを感じる、レテの大好きなスキンシップだ。
    「何だよ、早く言えって」
     その声は優しく、レテの鼓動を速くさせる。レテの思いを強くさせる。
     だから思い切り息を吸って言ってやった。
    「……お、お前は相手が私でなくとも構わないのだろう? 他の女でもいいのではないか?」
     言い切った、と肩で息を吐くように呼吸を整えていたレテはやがてライの反応がないことに気づく。
    「……ライ?」
     不思議に思って顔を覗き込むようにすると、少し顔を上げたライの顔がニヤリ、と歪んだ。
    「いや~……悪い悪い。嬉しくて」
    「な、何を……!」
     ついカッとなって手を出しかけたのを無理矢理止められて、再び唇をふさがれて言葉すら紡げない。
     そんな中、ライはそのまま自らの身体を横にしてレテを腹の上に乗せた。
    「な、何だ?」
    「いや、お前が愛されてるってことを自分で感じてもらえればなあと思って」
     額に皺を寄せて、分からないというように告げるとライは自らの膨張した高ぶりを取り出した。
    「自分で入れて。そんで自分で好きなように動け」
    「な!」
    「いつも俺ばっかいい思いしてるから、たまにはレテが自分で好きなようにやってみなってこと」
    「……っ」
     そういうことが言いたいわけではない、行為に不満を訴えているわけではない、と告げたくても導かれるように熱くなった本能には逆らえなくて結局何が何だか分からないままにレテは彼の上に跨って彼を包み入れる。
     最初は渋々、というように始めたのだがやがていつもとは違う快楽がレテを覆い、レテは悩みも何もかも吹っ飛んでしまったように思えた。
    「……ふ、にゃ……あ、ぁふ……みゃぁッ、ぅん……」
     いつの間にやら上半身もずり下ろされてライの手によって白い肌が赤く染め上がっていく。

    「ラ、ライ……」
     いつもとは違うという戸惑いと興奮、そしていつもよりもずっと優しいライの手の平と声にレテは我を忘れたように腰を動かした。

     その後、途中で聞いた「お前以外の女とはやりたくない」という言葉を意識の海に漂いながら聞いたレテは、もう一度しっかり聞きたいと願って二回目を求めた。
     結局その最中で「お前を見てると俺はいつでも発情期になる」といった言葉をしっかりと聞いてしまい、レテはあまりの恥ずかしさにそれまでの快楽を投げ捨てるようにライから離れ、怒りを露にしてその場を立ち去ったのだが。
     しかし上機嫌になった顔までは隠せず、すれ違ったベオクたちが不思議そうな顔をしていることに気づけなかったようだ。

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