
Artist's commentary
おーい、誰か魅魔様の行方を知らんか?
■ukyoは激怒した。 ■「一時間で緑髪」――ukyoはこのタグを付ける事は無いと考えていた。なぜならば、彼のジャスティスは赤毛であるからだ。また、ukyoは遅筆である。一時間で仕上げる事など到底不可能だと考えており、自ら参加するつもりは全くなかったのだ。そんなukyoも、このタグそのものは好きだった。 ■しかしある日、事件が起きた。 ■ukyoは積極的に「一時間で緑髪」タグでの検索をした事が無かった。お気に入りやマイピク、新着にあれば覗き、「ほう、こいつは凄い」と唸るのみであった。しかし10/4早朝、ピックアップタグの中でもさらに太字大フォントになっていたそれを、ukyoは何気なくクリックしたのである。 ■めくるめく速描の世界。ukyoは唸った。いいなあ、と思った。 ■そこで見つけたのが、ゆうかりんである。 ■ああ、東方で緑髪キャラ……とそこまで考えた時、ukyoはあるキャラクターに思い至った。 ■ukyoはわくわくした。「そのキャラクター」が見たい、と思った。名前を追加入力し、and検索をした。 ■ukyoは目を疑った。0件。pixiv検索エンジンが返したのは信じられない結果だったからである。 ■試しに「一時間で緑髪 幽香」で検索をした。たくさん出た。 ■冷や汗をかきながら、ukyoは再び検索窓に目的のタグを入力した。 ■「一時間で緑髪 魅魔」――と。しかし、0件であった。 ■「あはは、しまった。様を忘れた。」ukyoは冷や汗をかきながら、「一時間で緑髪 魅魔様」と入力した。――0件だった。 ■ukyoは、泣いた。そして、哭いた。 ■魅魔様、魅魔様、魅魔様――うふ、うふふふ。 ■ukyoは怒った。怒って、怒って、怒り狂って――3:43分、Painterを立ち上げたのである。 ■お前らに今日を生きる資格はねぇ――! ■4:11分、すごいおなかいたくなったのでトイレ行った。 ■[3:43]開始→[4:11~4:18]ハイパービッグベンタイム→[4:49]jpeg保存 ■み、見逃してぇー ■そしてup後気がついたのだ。後ろ髪として潰した部分(左わきんとこ)が、スカーフ切った時に抜けてしまった事に―― ■「処刑されるべきはこの私だ!」