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  • ? kakikorori 49

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Character

  • ? watatsuki no yorihime 1.7k

General

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watatsuki no yorihime (touhou) drawn by kakikorori

Artist's commentary

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  • 貧乏の教えに染まる月の姫SS挿絵

    袖巻時計(user/6342184)さんに書いていただいた依姫ビンボー化SSの挿絵集です。

    小説のURLはこちら
    novel/10560142

    小説からの抜粋:

    「……けほっ」

     ビンボーミコの一撃を真正面から受けてしまった依姫は、たった一発の攻撃でボロボロにされながらも『武器』を支えにして立っていた。

    「(油断、したわね……。まさかこいつがここまで強かったなんて……いえ、月に侵入してきた時点で察しておくべきだったわ)」

     精々月面戦争に参加した妖怪程度だろうと高を括っていたが、蓋を開けてみればその強さは前例とは全くの比べ物にならず、下手すれば月の民の敗北さえ脳裏によぎるほどの力を敵は持っていた。

    パン!パン!

     神社で参拝する調子で手拍子を打ち、ビンボーミコは依姫の健闘を称えるように声を高らかに上げた。

    「これを一発喰らっても心が折れないなんて、なかなかできるわね」

    「私にも誇りがあるのよ。こんな攻撃で倒れるほど軟じゃない」

    『武器』を杖代わりにして身体を持ち上げ、今度はしっかりと両足だけで地面に立ちながら再びビンボーミコと向き合った。

    「……リベンジと行かせてもらうわ」

     先ほどのビンボーミコのように『武器』を相手に突き付け凄む。その立ち姿は不屈の英雄に相応しく、ドラマの逆転劇さながらである。

    「……ぷっ。くすくすくす……」

     しかしそんな依姫に臆するどころか、堪え切れないといった様子でビンボーミコは失笑した。

    「何が可笑しい?」

     怪訝な表情でビンボーミコを問いただす。

    「うっふふ……。だって、ねぇ?」

    「…………?」

    「今一度、貴方が手に持っている物を見てみなさいな」

     恐る恐る視線を己の得物に落としてみると、そこには……

    「そんな『木の棒っ切れ』を突き付けられたところで、痛くも痒くもないわよ!」

    「……えっ?……こっ、これは、いったいどういうこと!?」

     戦闘が始まってから一度も手放す事無く握っていたはずの刀が『棒きれ』にすり替えられていたうえ、それを何の違和感もなく振りかざしていた自分に依姫は取り乱してしまう。

    「まさか、これがお前の能力……?」

    「半分正解で半分ハズレといったところね。でも今はもっと気にすることがあるのではなくて?」

     ビンボーミコの言う通り、どんなトリックかはわからぬものの今の依姫は彼女と対等にまみえることのできる武器を失ってしまっている。このまま武器も無しに戦ったところで返り討ちにされてしまうのが関の山だろう。

    「どうする?このまま降参してビンボー教に入信するのであればこれ以上貴方に危害を加えるつもりはないわ」

     確かにこの状況だけ見れば依姫の敗北は確定的だ。しかし月の防衛の任を背負う手前、このままおずおずと引き下がる依姫ではなかった。冷静に戦況を見極め、現在取ることのできる最善の策を導き出す。

    「(私に残された手段は私自身の手でこいつを始末するか、可能な限り時間を稼いで誰かが救援に来るまで耐えるかの二つ)」

    「まだ諦めてない顔、いいじゃない。これまでの信者にはここまで抵抗がある者はいなかったし、どんな教徒になってくれるのか楽しみだわ……」

     未だに屈する気配のない依姫に、ビンボーミコをは益々嬉しそうな表情を見せる。

    「(このまま戦い続けて勝てる見込みも無し、粘ったところで救援が来る確証もそれまで耐えきれる保証も無し。だったらせめて一矢報いて一撃浴びせるぐらいは……!)」

     覚悟は決まったとばかりに依姫は棒きれを構え直した。こんなものでも無いよりはマシであった。

    「さっきから無言だけど、逆転の一手でも探しているの?」

    「……」

    「無反応ねぇ……」

     居合の体勢で黙りこくったまま微動だにしない依姫に退屈そうに語り掛けるビンボーミコ。

    「(……能力を発動するチャンスさえあれば攻勢に転ずることができる。奴のどんな隙も見逃すわけにはいかない!)」

     依姫の方はもはやビンボーミコと言葉を交わす気さえないようで、一歩でも動けば殺すと言外に語り掛けているようだ。

     またもや浜辺は一触即発の雰囲気と相成った。

    「まぁ、別にいいわ。どのみち既に手遅れなのだから」

     だが、その緊縮はビンボーミコの一言により崩された。

    「っ?!……手遅れ、とは?」

     衝撃的な発言に思わず依姫は口から言葉を漏らした。

    「手遅れは手遅れ。そのままの意味よ」

     嘲りと哀れみを混じえ答えたその顔は心なしかニヤニヤと笑っているように見えた。

    どのみち既に手遅れ?一体何が何時終わったのだ?

     依姫の中で疑問が次々と浮かび上がってくるが、その答えを依姫は持ち合わせてなどいなかった。

     つい先ほどまでの集中はどこへやら。疑念に覆われてしまった彼女の心は、今となっては敵の隙を探るどころか自分が大きな隙を晒してしまっている。

    「まだ気が付いていないなんて……思ったより鈍感なのね」

    「だ、黙れッ!」

     退屈しのぎにステッキを弄びながらビンボーミコは続けた。

    「もう頃合いだから教えてあげるけど……自分の恰好を見てみることをオススメするわ」

    「恰好……?私の服装に何か……ヒッ!?」

     怪しみながら、今度は武器ではなく自身の服を見下ろした依姫が見たものは……
    「私の服がみすぼらしくなっている!?」

     さっきまで新品同様に整えられていた依姫の衣服は、今では見るも無残な不潔でみっともない有様へと変貌していた。

    「だから気付くのが遅すぎるわよ。変化は貴方があの弾に当たった時から始まっていたのに、一向に気付かないんだもの。……さ、いったい何がどうなってるか言ってみなさいな」

    「……スカートは完全に色あせて、裾がよれて皺だらけになっています。えっ、口が勝手に……!?」

     依姫の口はその意思に反してビンボーミコの言う通りに現在の状況を語らせられてしまっている。とても人前には出られない無様な姿で佇まされるその顔は恥辱の感情で満たされていた。

    「うふふ、続けて?」

    「下半分のボタンは外していたわけではなく全て失くしてしまいました。留めてあるボタンも失くしてしまっていたのですが、道端で拾ってきたバラバラのボタンを縫い付けてなんとかしています……違う!そんな事があった覚えは無い!」

    「さてさて、本当かしらね……次は?」

     綺麗に整っていたボタンは色や形、種類までもがてんでばらばらで、不格好に衣服を繋ぎ留めている。

    「あのような高級なベルトなんて私にはもったいないためゴム製の安価なベルトに変えておきました。……いっ、嫌!私の頭の中で、何かが……!」

    「そう、そうよ……己の内なる貧乏欲をもっと開放するの!」

     ビンボーミコは煽て、促し、少しずつ依姫の洗脳を進めていく……。如何に抵抗しようとも依姫が体を自由に動かすことは叶わなかった。

    「シャツの襟元と腋は黄ばみ、洗うこともできないため真っ黄色に染まっています。……汚っ……いやっ、く、臭い……?!」

     真っ白だったはずのシャツは黒と黄の汚れが目立ち、着ている依姫の鼻を常時曲がらせてしまうほど異臭を振りまいている。

    「ブーツなど身不相応であるため、足にはもはや淡黄色と言っても差支えないほど使い古して汚れた白靴下のみ履いています。い、いつの間に靴が!?」

    「右手の腕輪はビンボー教徒らしくただのリングからビンボー銭の形へと変えておきました。……待って、もうやめて!」

     衣装は劣化するだけでなく形までもが変化する。

    「髪を結わえるリボンはほつれを誤魔化すために幾度もいくつもの当て布をしてつぎはぎだらけです。……そんな、どうして私がこんな浅ましい服装を……!?」

     知らず知らずのうちに着ていたはずの衣装をすり替えられた現象に依姫は恐怖と戸惑いを隠すことができない。すると今度は色褪せてなおも赤いサロペットスカートの隙間から、さらに赤い褌の前たれが顔を出した。

    「より貧乏であるために、着ている下着は真っ赤なふんどしだけです。ぐぅ……!!」

     スカートの中で風に揺られた前垂れが足に股にと接触するものだから、依姫の顔は褌以上に真っ赤な色に染まった。

     依姫が服装の変化に気を取られている間に変化は身体にも現れた。

    「満足にシャワーも浴びられないため頭髪は白みがかって不衛生そのものです。ひっ!毎日手入れしているはずなのに……頭が!頭が痒い!!掻きたい!掻きたいけど掻けない!!!」

     あっという間に薄紫の髪色が褪せると、それまで丹念に手がかけられていたとは到底思えないぐらいに毛髪は痛み、脂ぎり、ボサボサとなった。

    「汗と土でブレンドされた体臭の臭さといったら、人間よりも野良犬と表現した方が相応しい強烈な香りを放っています。んぐぅ……!私が更に臭く……!!」

     鼻も腐ってしまいそうになる汚臭は、色のついた空気が漂っていると幻視させられてしまいそうだ。

    「安定しない食生活のせいで余分な肉が付きむっちりと肉が集まっています。こんなだらしのない身体じゃ人前に出られない……!」

     日々の鍛錬により形成された依姫のスレンダーボディは見るも無残。無駄な贅肉が身体を蝕んでいた。特に腹、胸、脚の辺りに肉が集まっているようだ。

    「目視することはできませんが、ついさっきまでは丁寧に処理され無毛であった腋や恥部の毛も今では手入れなどしたことがないぐらいボーボーと生え散らかっています。んっ!?くすぐったい……気持ち悪い……!今すぐにでも剃ってしまいたいわ……!」

     確かに目では見えないが、時折腋と恥部を重心に身体を揺する依姫の様子から尋常でない量の毛が育っているのは容易に想像ができた。

    「今の貴方の貧相な風貌。ビンボー教徒ととして相応しい姿であると言えるわ」

    「ふざけないで!私はそんな低俗なものになど……!」

    「低俗?……私を見てみなさい。貴方は私を前にしてもそう言い切ることができるかしら?」

     身動きのとれない依姫に向かって、ビンボーミコはおもむろに歩み寄る。

     脳が彼女を視界に入れることを拒み必死に目を背けようとするが、そんな思考とは裏腹にその瞳は近寄ってくるビンボーミコに釘付けになっていた。

    「(目が、離せない。なぜ。操られているから?いえ、指の先から瞼までしっかりと自分の意思で動かすことができる。ならばなぜ私はこいつに夢中になっているの!?)」

     ビンボーミコは目の前まで迫っていた。

     彼女の瞳に映る変わり果てた自分の姿が見えた。それを注視していると、今まで抱いたことのない感情が心の底から湧き上がってくるのを感じた。

    「(この感情は、いったい……?)」

     自問自答しようとその答えは出る事は無かった。故に、その、不可解な感情を湛えた眼で……彼女に縋ってしまった。

    「戸惑うのも無理はないわ。貴方が抱えているその不安、私が解放してあげる」

     ビンボーミコはそっと依姫の頬を撫でるとそのまま抱き寄せて唇が触れ合ってしまうぐらいに顔を近づけた。

    「私から目を離さないで……自分の心の声を聴くのよ……」

    「(私の、心の声……)」

     ビンボーミコの目をじっと見つめたまま内なる声に耳を澄ませる。

    ・・ボ・……

     幽かに、だが確かに聴こえた。もう一度耳を澄ませてみる。

    ビン・・……

    ビンボー……

    ビンボー……!

     今度ははっきりと聴こえた。心の中で繰り返し再生され続けているたった一つの言葉、それを聴いているだけで頭は浮つき、だんだんと気持ち良くなってくるのを感じた。

    「聞こえたわね?」

    「……は、い」

    「それなら後はもう簡単。貴方が感じているその言葉を、赴くがままに声に出してしまえばいいのよ」

     すぐ傍で放たれる声を乾いたスポンジさながらに吸収し続ける依姫は、いまや正常な自己判断さえままならなくなっておりビンボーミコの指示に流されるだけの傀儡となり果ててしまっている。

    「(言われたとおりに、心の声を吐き出す……吐き出さなきゃ……)」

    「……ビン、ボー」

     たったそれだけのことなのに、心が幸せで埋め尽くされていく感触がする。

     これ以上の幸せを体感したことは記憶に無い気がした。

     だからもう一度言ってみた。

    「ビンボー……」

     もう一度。

    「ビンボー、ビンボー」

     妖艶な温もりに包まれながら言葉を紡ぐ度に、目の前で抱擁し合う彼女は腕の力を強める。

     その言葉を言うたびに貧乏というものがいかに偉大であるかを認識すると同時に、依姫の心には貧乏教の思想が根付いていった。

    「(貧乏であることは幸せ。生き物はすべからく貧乏であるべき。裕福な暮らしは罪である。ビンボーミコ様の言う事は絶対……)」

     頭の中で貧乏教の教えを反芻すればするほど身体が快楽で満たされる。快楽で満たされたいがために貧乏教の教えを幾度となく反芻する。

     もはや依姫がその循環から逃れる事は不可能だった。

    「ビンボービンボービンボービンボービンボービンボー……」

     抱擁から解放されてなお、虚ろな目で狂ったようにビンボーを連呼する依姫の姿を目の当たりにし、ビンボーミコは満足そうに表情を緩めた。

    「――ビンボー、ビンボー、ビンボー……(言えば言うほど貧乏の素晴らしさが頭に染み渡る……。ビンボーを知らない今までの自分が馬鹿馬鹿しくなってきたわ)」

     あれからどれだけの時間が経ったのかは依姫にはわからない。しかし確実に言えることは、延々と同じ言葉を呟き続けるその容姿はどこからどう見ても敬虔なビンボー教徒そのものであり、彼女がビンボー教徒と成り果てるのは目前であった。

    「ビンボー、ビンボー、ビンボー(……あれ、私には確か何か重要な役目があったような……)」

    「(えっと……そうだ。私にはビンボー教徒としてビンボーミコ様の護衛を務めるという大切な役割があったわ。その為にはもっと相応しい姿にならないと……)」

     ビンボーミコに抱擁されてから絶えず直立姿勢を保っていた姿勢がゆったりと動き出し、一つのポーズへと向かっていく。

    「(まずは両手を後頭部に当てて……)」

     両手が不潔さの象徴である白みがかった髪に触れたが、不思議ともう嫌悪感は感じなかった。それどころか、ぎとぎとにべたつく髪質に永遠に触れ続けていたくなるぐらい夢中にさせられた。

    「(思いっきり腋を開く)」

     次はシャツさえ黄ばむ腋を広げる。すると締めていた時とは比べ物にならない刺激臭が漂ってきた。ついさっきまではその強烈な臭いに目が眩んでしまっていたが、今ではその匂いが香しい。

    「(腰を落として……そして足を、秘部を見せびらかすようにがに股で大きく横に開く)」

     ガバッ!!という効果音が聞こえそうなほど大きく開かれた足は引割幕の如くスカートを二分しており、パンツからふんどしへと変えられた下着を惜しげもなくひけらかしている。

     そうして貧乏教徒として最も理想的な姿勢は完成された。

    「(これがビンボー教の一つの神髄……)」

     先ほどから眉一つ動かさぬ無表情具合で黙々と身体を動かしていた依姫はここにきてようやく破顔。愉悦の形相で目元と口をしなやかに緩ませ悦に満ちた顔を晒した。

     ……だがどこか物足りない。このポーズには何か決定的な事象が不足している、そんな気がした。

    「(……そうか、今の私には開放感が足りないんだ)」

     では開放感を得るためにはどうすればいいのか?簡単だ。今の過度に装飾が施された堅苦しい服など脱ぎ捨て、裸になってしまえばいいのだ。

    「(あぁ、でも服を脱ぐにはこの姿勢を崩さないと……)」

     せっかく完璧なポーズを築いたというのに、いまさらこれを止めるのはあまりにも惜しい……依姫がそんな風に考えていたその時。

    「……それでは、新たなるビンボー教徒の為に背中をひと押ししてあげるとしましょう」

     麗しく一礼したビンボーミコが杖を振るうと、薄暗い光が依姫の全身を覆い隠した……。
    「私の服がみすぼらしくなっている!?」

     さっきまで新品同様に整えられていた依姫の衣服は、今では見るも無残な不潔でみっともない有様へと変貌していた。

    「だから気付くのが遅すぎるわよ。変化は貴方があの弾に当たった時から始まっていたのに、一向に気付かないんだもの。……さ、いったい何がどうなってるか言ってみなさいな」

    「……スカートは完全に色あせて、裾がよれて皺だらけになっています。えっ、口が勝手に……!?」

     依姫の口はその意思に反してビンボーミコの言う通りに現在の状況を語らせられてしまっている。とても人前には出られない無様な姿で佇まされるその顔は恥辱の感情で満たされていた。

    「うふふ、続けて?」

    「下半分のボタンは外していたわけではなく全て失くしてしまいました。留めてあるボタンも失くしてしまっていたのですが、道端で拾ってきたバラバラのボタンを縫い付けてなんとかしています……違う!そんな事があった覚えは無い!」

    「さてさて、本当かしらね……次は?」

     綺麗に整っていたボタンは色や形、種類までもがてんでばらばらで、不格好に衣服を繋ぎ留めている。

    「あのような高級なベルトなんて私にはもったいないためゴム製の安価なベルトに変えておきました。……いっ、嫌!私の頭の中で、何かが……!」

    「そう、そうよ……己の内なる貧乏欲をもっと開放するの!」

     ビンボーミコは煽て、促し、少しずつ依姫の洗脳を進めていく……。如何に抵抗しようとも依姫が体を自由に動かすことは叶わなかった。

    「シャツの襟元と腋は黄ばみ、洗うこともできないため真っ黄色に染まっています。……汚っ……いやっ、く、臭い……?!」

     真っ白だったはずのシャツは黒と黄の汚れが目立ち、着ている依姫の鼻を常時曲がらせてしまうほど異臭を振りまいている。

    「ブーツなど身不相応であるため、足にはもはや淡黄色と言っても差支えないほど使い古して汚れた白靴下のみ履いています。い、いつの間に靴が!?」

    「右手の腕輪はビンボー教徒らしくただのリングからビンボー銭の形へと変えておきました。……待って、もうやめて!」

     衣装は劣化するだけでなく形までもが変化する。

    「髪を結わえるリボンはほつれを誤魔化すために幾度もいくつもの当て布をしてつぎはぎだらけです。……そんな、どうして私がこんな浅ましい服装を……!?」

     知らず知らずのうちに着ていたはずの衣装をすり替えられた現象に依姫は恐怖と戸惑いを隠すことができない。すると今度は色褪せてなおも赤いサロペットスカートの隙間から、さらに赤い褌の前たれが顔を出した。

    「より貧乏であるために、着ている下着は真っ赤なふんどしだけです。ぐぅ……!!」

     スカートの中で風に揺られた前垂れが足に股にと接触するものだから、依姫の顔は褌以上に真っ赤な色に染まった。

     依姫が服装の変化に気を取られている間に変化は身体にも現れた。

    「満足にシャワーも浴びられないため頭髪は白みがかって不衛生そのものです。ひっ!毎日手入れしているはずなのに……頭が!頭が痒い!!掻きたい!掻きたいけど掻けない!!!」

     あっという間に薄紫の髪色が褪せると、それまで丹念に手がかけられていたとは到底思えないぐらいに毛髪は痛み、脂ぎり、ボサボサとなった。

    「汗と土でブレンドされた体臭の臭さといったら、人間よりも野良犬と表現した方が相応しい強烈な香りを放っています。んぐぅ……!私が更に臭く……!!」

     鼻も腐ってしまいそうになる汚臭は、色のついた空気が漂っていると幻視させられてしまいそうだ。

    「安定しない食生活のせいで余分な肉が付きむっちりと肉が集まっています。こんなだらしのない身体じゃ人前に出られない……!」

     日々の鍛錬により形成された依姫のスレンダーボディは見るも無残。無駄な贅肉が身体を蝕んでいた。特に腹、胸、脚の辺りに肉が集まっているようだ。

    「目視することはできませんが、ついさっきまでは丁寧に処理され無毛であった腋や恥部の毛も今では手入れなどしたことがないぐらいボーボーと生え散らかっています。んっ!?くすぐったい……気持ち悪い……!今すぐにでも剃ってしまいたいわ……!」

     確かに目では見えないが、時折腋と恥部を重心に身体を揺する依姫の様子から尋常でない量の毛が育っているのは容易に想像ができた。

    「今の貴方の貧相な風貌。ビンボー教徒ととして相応しい姿であると言えるわ」

    「ふざけないで!私はそんな低俗なものになど……!」

    「低俗?……私を見てみなさい。貴方は私を前にしてもそう言い切ることができるかしら?」

     身動きのとれない依姫に向かって、ビンボーミコはおもむろに歩み寄る。

     脳が彼女を視界に入れることを拒み必死に目を背けようとするが、そんな思考とは裏腹にその瞳は近寄ってくるビンボーミコに釘付けになっていた。

    「(目が、離せない。なぜ。操られているから?いえ、指の先から瞼までしっかりと自分の意思で動かすことができる。ならばなぜ私はこいつに夢中になっているの!?)」

     ビンボーミコは目の前まで迫っていた。

     彼女の瞳に映る変わり果てた自分の姿が見えた。それを注視していると、今まで抱いたことのない感情が心の底から湧き上がってくるのを感じた。

    「(この感情は、いったい……?)」

     自問自答しようとその答えは出る事は無かった。故に、その、不可解な感情を湛えた眼で……彼女に縋ってしまった。

    「戸惑うのも無理はないわ。貴方が抱えているその不安、私が解放してあげる」

     ビンボーミコはそっと依姫の頬を撫でるとそのまま抱き寄せて唇が触れ合ってしまうぐらいに顔を近づけた。

    「私から目を離さないで……自分の心の声を聴くのよ……」

    「(私の、心の声……)」

     ビンボーミコの目をじっと見つめたまま内なる声に耳を澄ませる。

    ・・ボ・……

     幽かに、だが確かに聴こえた。もう一度耳を澄ませてみる。

    ビン・・……

    ビンボー……

    ビンボー……!

     今度ははっきりと聴こえた。心の中で繰り返し再生され続けているたった一つの言葉、それを聴いているだけで頭は浮つき、だんだんと気持ち良くなってくるのを感じた。

    「聞こえたわね?」

    「……は、い」

    「それなら後はもう簡単。貴方が感じているその言葉を、赴くがままに声に出してしまえばいいのよ」

     すぐ傍で放たれる声を乾いたスポンジさながらに吸収し続ける依姫は、いまや正常な自己判断さえままならなくなっておりビンボーミコの指示に流されるだけの傀儡となり果ててしまっている。

    「(言われたとおりに、心の声を吐き出す……吐き出さなきゃ……)」

    「……ビン、ボー」

     たったそれだけのことなのに、心が幸せで埋め尽くされていく感触がする。

     これ以上の幸せを体感したことは記憶に無い気がした。

     だからもう一度言ってみた。

    「ビンボー……」

     もう一度。

    「ビンボー、ビンボー」

     妖艶な温もりに包まれながら言葉を紡ぐ度に、目の前で抱擁し合う彼女は腕の力を強める。

     その言葉を言うたびに貧乏というものがいかに偉大であるかを認識すると同時に、依姫の心には貧乏教の思想が根付いていった。

    「(貧乏であることは幸せ。生き物はすべからく貧乏であるべき。裕福な暮らしは罪である。ビンボーミコ様の言う事は絶対……)」

     頭の中で貧乏教の教えを反芻すればするほど身体が快楽で満たされる。快楽で満たされたいがために貧乏教の教えを幾度となく反芻する。

     もはや依姫がその循環から逃れる事は不可能だった。

    「ビンボービンボービンボービンボービンボービンボー……」

     抱擁から解放されてなお、虚ろな目で狂ったようにビンボーを連呼する依姫の姿を目の当たりにし、ビンボーミコは満足そうに表情を緩めた。

    「――ビンボー、ビンボー、ビンボー……(言えば言うほど貧乏の素晴らしさが頭に染み渡る……。ビンボーを知らない今までの自分が馬鹿馬鹿しくなってきたわ)」

     あれからどれだけの時間が経ったのかは依姫にはわからない。しかし確実に言えることは、延々と同じ言葉を呟き続けるその容姿はどこからどう見ても敬虔なビンボー教徒そのものであり、彼女がビンボー教徒と成り果てるのは目前であった。

    「ビンボー、ビンボー、ビンボー(……あれ、私には確か何か重要な役目があったような……)」

    「(えっと……そうだ。私にはビンボー教徒としてビンボーミコ様の護衛を務めるという大切な役割があったわ。その為にはもっと相応しい姿にならないと……)」

     ビンボーミコに抱擁されてから絶えず直立姿勢を保っていた姿勢がゆったりと動き出し、一つのポーズへと向かっていく。

    「(まずは両手を後頭部に当てて……)」

     両手が不潔さの象徴である白みがかった髪に触れたが、不思議ともう嫌悪感は感じなかった。それどころか、ぎとぎとにべたつく髪質に永遠に触れ続けていたくなるぐらい夢中にさせられた。

    「(思いっきり腋を開く)」

     次はシャツさえ黄ばむ腋を広げる。すると締めていた時とは比べ物にならない刺激臭が漂ってきた。ついさっきまではその強烈な臭いに目が眩んでしまっていたが、今ではその匂いが香しい。

    「(腰を落として……そして足を、秘部を見せびらかすようにがに股で大きく横に開く)」

     ガバッ!!という効果音が聞こえそうなほど大きく開かれた足は引割幕の如くスカートを二分しており、パンツからふんどしへと変えられた下着を惜しげもなくひけらかしている。

     そうして貧乏教徒として最も理想的な姿勢は完成された。

    「(これがビンボー教の一つの神髄……)」

     先ほどから眉一つ動かさぬ無表情具合で黙々と身体を動かしていた依姫はここにきてようやく破顔。愉悦の形相で目元と口をしなやかに緩ませ悦に満ちた顔を晒した。

     ……だがどこか物足りない。このポーズには何か決定的な事象が不足している、そんな気がした。

    「(……そうか、今の私には開放感が足りないんだ)」

     では開放感を得るためにはどうすればいいのか?簡単だ。今の過度に装飾が施された堅苦しい服など脱ぎ捨て、裸になってしまえばいいのだ。

    「(あぁ、でも服を脱ぐにはこの姿勢を崩さないと……)」

     せっかく完璧なポーズを築いたというのに、いまさらこれを止めるのはあまりにも惜しい……依姫がそんな風に考えていたその時。

    「……それでは、新たなるビンボー教徒の為に背中をひと押ししてあげるとしましょう」

     麗しく一礼したビンボーミコが杖を振るうと、薄暗い光が依姫の全身を覆い隠した……。

    The Moon Princess gets invested in the teachings of poverty

    This is a collection of illustrations of bimbo Yorihime written by Mr. Sodemaki Clock (user / 6342184).

    Click here for the URL of the novel
    https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10560142

    Extract from the novel:

    "... Keho"

    Yihime received a blow from Bingbo Miko head-on. She stood with her "weapon" as a support, even though it was torn down by a single attack.
    "I wasn't careful" she said to herself "I didn't think she was so strong ... No, I should have guessed when she invaded the moon.)"
    "Bread! Bread!"Bimbo Miko screamed while clapping in the tone of her worshipers at her shrine, celebrating her good fight.
    "It's hard to say that even if you eat this one shot, your heart won't break."
    "I'm proud of it. It's not soft enough to collapse in such an attack."
    Using her "weapon" as a cane, she stood up, this time standing firmly on the ground with only her feet and facing Bimbo Miko again.
    "... Pup. Squishy ..."
    However, instead of being afraid of Yorihime, Bingbo Miko laughed as she couldn't stand it.
    "What's funny?" she asked Bimbo Miko with a suspicious expression.
    "Ufufu ... because, hey?"
    “…………?”
    "Look again at what you have in your hand."
    When she did, there was ...
    "It doesn't hurt or itch when I'm hit by such a 'cut piece of wood'!"
    "... What? ... What exactly does this mean!?"
    The sword that she should have held without letting go since the beginning of the battle was replaced with a stick, and Yorihime was upset by herself, swinging it without any discomfort.
    "No way, this is your ability ...?"
    "It's half correct and half wrong, but isn't there something more to worry about now?"
    As Bimbo Miko said, who knows what kind of trick it is, but now Yorihime has lost a weapon that can be seen on an equal footing with her. It would be Sekiyama that she would be beaten up when she fought without her weapon.
    "What are you going to do?" Bimbo Miko asked. "If you surrender and join Bingbo, I'm not going to hurt you anymore."
    Certainly, if you look at this, the defeat of Yorihime is iminent. However, when she was in charge of defending the moon, she was not one to withdraw as it was. She calmly assesses her war situation and devises the best possible steps at the moment.
    "The only way left for me is to get rid of it with my own hands, or to spend as much time as possible and endure until someone comes to the rescue", she said to herself.
    "I don't like the face I haven't given up yet. I haven't had any believers so far, and I'm looking forward to what kind of religious people they will be ..."
    She shows Yorihime, who still has no sign of giving in, an expression that makes Bimbo Miko even happier.
    "There is no chance that we will continue to fight and I win, there is no guarantee that relief will come, and there is no guarantee that I'll be able to endure it until then.
    As soon as her resolution was decided, Yihime repositioned her stick. She was better than nothing like this.
    "I've been silent since a while ago, but are you looking for a reversal move?"
    "..."
    "No reaction ..."
    Bimbo Miko talks boredly to Yorihime, who doesn't make a slight movement while keeping silent in her posture.
    "If you have a chance to activate your abilities, you can turn to the offensive. You can't miss any chance to beat her!", Yorihime said to herself.
    Yorihime doesn't even seem to even talk to Bimbo Miko anymore, and she seems to say that she will kill her if she moves even one step.
    Once again, the beach was combined with a touch-and-go atmosphere.

    "Well, that's fine, because it's already too late anyway."

    However, the atmosphere was broken by a word from Bimbo Miko.
    "What?! ... It's too late?"
    Involuntarily in spite of her shocking remarks, Yorihime leaked her words from her mouth.
    "It's too late. It's just that."
    Bimbo Miko's face, mixed with her mockery and pity, seemed to grin at her heart.
    "Is it too late anyway? What the hell did it end at what time?"
    Questions emerged one after another in the princess, but she didn't have the answer.
    Where is the concentration up to that point? Her heart, covered in her suspicions, now exposes herself to a great deal, rather than exploring the gaps of her enemies.
    "I haven't noticed yet ... I'm less sensitive than I expected."
    "Shut up!"
    Bimbo Miko continued, playing with her stick to keep her entertained.
    "I'll tell you because it's about time ... I recommend you take a look at your style."
    "Good looking ...? What's in my outfit ... Huh!?"
    What she saw, this time looking down at her own clothes instead of her weapons, while suspicious of her ...
    "My clothes!?"
    Yorihime's clothes, which were good as new, have now been transformed into a filthy and unsightly appearance.
    "That's why it's too late to notice. The change started when you hit the bullet, but you never noticed it .... Tell me what's going on. "
    "... The skirt is completely faded and the hem is twisted and wrinkled. Well, the mouth is selfish ...!?"
    Yorihime's mouth is forced to talk about the current situation as Bimbo Miko says, contrary to her will. Her face was filled with feelings of shame, as she stood in a sloppy appearance that couldn't be seen in public.
    "Ufufu, continue?"
    "I didn't remove the buttons in the lower half, I lost all of them. I also lost the buttons that were fastened, but I managed to sew the disjointed buttons that I picked up on the roadside. ...... No! I don't remember that happening! "
    "Well, I wonder if it's true ... What's next?"
    The neatly arranged buttons are disjointed in color, shape, and variety, and she clumsyly holds her clothes together.
    "I didn't want such a high-class belt, so I changed it to a cheap rubber belt .... I hate it! Something in my head ...!"
    "Yeah, yeah ... release more of your inner poverty!"
    Bimbo Miko fanned, urged, and gradually proceeded to brainwash Yorihime ……. No matter how much she resisted, Yorihime couldn't move her body freely.
    "The collar and armpits of her shirt are yellowish and dyed bright yellow because they can't be washed .... dirty ... no, no, smelly ...?!"
    Her shirt, which should have been pure white, has noticeable black and yellow stains, and has a strange odor that reaches Yorihime's nose, who's eyes bend.
    "Because boots are unsuitable, I only wear white socks that are worn and dirty so that it can be said that her feet are pale yellow.
    "I changed the bracelet on my right hand from just a ring to a Bingbo coin, like that of the Sect of Bimbo ... Wait, stop!"
    Not only does her outfit deteriorate, but her shape also changes.
    "The ribbon that ties my hair is covered with a number of patches to disguise the fraying .... Why am I wearing such shallow clothes ...!?"
    Yorihime cannot hide her fear and confusion at the phenomenon that her costume was replaced without her knowledge. Then, a red loincloth started to be visible through the gaps in her red salopette skirt.
    "Because she is poorer, her only underwear is a bright red loincloth. Guu ... !!"
    Her princess's face was dyed more red than a loincloth, as the wind-swaying front hang in her skirt touched her legs and her crotch.
    The changes also appeared in her body while Yihime was distracted by the changes in her outfit.
    "Because I can't take a shower satisfactorily, my hair is whitish and unsanitary. Hey! I should be taking care of it every day ... My head! Itchy head! I want to scratch! I want to scratch but I can't! ! "
    As she quickly faded her light purple hair, her hair became sore, greasy, and unkempt that it was hard to believe she had been meticulously worked on her.
    "When it comes to the smell of body odor blended with sweat and soil, it gives off a strong scent that is more appropriate to describe as a stray dog ​​than a human being. Ngu ...! I smell even more ... !!"
    The odor reaching her nose rotten is making her hallucinate.
    "Because of an unstable diet, extra meat is attached and the meat is gathered tightly. With such a sloppy body, I can not come out to the public ...!"
    The slender body of Yihime formed by her daily training is unfortunate to see. Wasted flesh was eroding her body. Flesh seems to be gathering especially around her belly, chest and legs.
    "I can't see it, but the hair on my armpits and shame, which had been carefully treated and hairless, is now so messy that I've never taken care of it. Bad ...! I want to shave right now ...! "
    It is certainly invisible to her eyes, but it was easy to imagine that an unusual amount of hair was growing from the appearance of Yorihime, who occasionally shook her body with her armpits and shame as the center of gravity.
    "Your poor appearance now" Bimbo Miko said. "It can be said that you are suitable as a Bingbo believer."
    "Don't be silly! I'm such a vulgar thing ...!"
    "Vulgar? ... Look at me. Can you say so in front of me?"
    Bingbo Miko walks up to her immobile Yorihime.
    Her brain refuses to bring her into her sight and she desperately tries to turn her eyes away, but contrary to her thoughts, her eyes are nailed to the approaching Bimbo Miko. It was.
    "I can't take my eyes off. Why. Because I'm being manipulated? No, I can move my fingertips to my eyelids firmly on my own initiative. Then why am I crazy about this gal !? ” Yorihime said in her mind.
    Bimbo Miko was approaching her eyes.
    She saw her eccentric self in her eyes. As she watched it, she felt emotions that she had never had before coming from the bottom of her heart.
    "What is this feeling ...?" she thought.
    She tried to ask herself, but she never got the answer. Therefore, with her eyes filled with her mysterious feelings ... she stumbled upon her.
    "It's no wonder you're confused. I'll release your anxiety."
    Bimbo Miko gently stroked her cheeks and hugged her as it was, bringing her face so close that her lips touched each other.
    "Keep an eye on me ... listen to the voice of your heart ..."
    "My voice of heart ..."
    While staring at Bingbo Miko's eyes, Yorihime listened to her inner voice.
    ・ ・ Bo ・ ・ ・ ・ ・ ・
    It was faint, but it certainly sounded. Listen again.
    Bin .........
    Bingbo ……
    Bingbo ……!
    This time I heard it clearly. Just listening to the one word that was being played repeatedly in my heart made her head come to her mind, and she felt that it gradually became more comfortable.
    "Did you hear it?"
    "……Okay"
    "Then it's easy. You just have to say the words you feel as you go."
    Yorihime, who continues to absorb the voice emitted by her side like a dry sponge, is no longer able to make her normal self-judgment, and has become a puppet just to be swept away by Bimbo Miko's instructions.
    "As I was told, I spit out the voice of my heart ... I have to spit it out ..." she thought.
    "... Bin, Bo"
    Although it was just that, she felt her heart filled with happiness. She didn't remember experiencing any more happiness.
    So she tried to say it again.
    "Bingbo ..."
    "Once again".
    "Bimbo, Bingbo"
    Every time she spins her words while being wrapped in her bewitching warmth, she embraces her in front of her and strengthens her arms.
    Every time she said that word, she realized how great poverty was, and at the same time, the idea of ​​poverty was rooted in her princess's heart.
    "I am happy to be poor. All living things should be poor. Wealthy living is a sin. What Bimbo Miko says is absolutely ...", she thought.
    The more she ruminate the teachings of poverty in her head, the more pleasure her body fills. She repeatedly ruminates the teachings of poverty because she wants to be filled with pleasure.
    It was no longer possible for Yorihime to escape from that cycle.
    "Bingbo Bingbo Bingbo Bingbo Bingbo Bingbo ..."
    Even after being released from her hug, Bingbo Miko satisfactorily relaxed her expression as she witnessed Yorihime calling Bingbo insanely with her hollow eyes.
    "--Bimbo, Bimbo, Bimbo ... (The more she I say it, the more the splendor of poverty will permeate my head .... I've become ridiculous until now without knowing Bingbo)."
    Yorihime does not know how much time has passed since then. But what she can say for sure is that she continues to mutter the same words endlessly, and her appearance is, by all means, a devout Bimbo, and she is about to become a Bimbo.
    "Bingbo, Bingbo, Bingbo (... that, I'm sure I had some important role ...)"
    "Um ... yes. I had an important role as a Bimbo escort to Bimbo Miko. I have to look more suitable for that ...", she thought.
    She has been in an upright position since she was hugged by Bimbo Miko, and her posture slowly begins to move, and she moves toward one pose.
    "(First, put your hands on the back of the head ...)"
    Her hands touched her whitish hair, a symbol of filth, but she no longer felt mysteriously disgusted. On the contrary, she was so engrossed that she wanted to keep touching her greasy, sticky hair forever.
    "(Open her armpits to the fullest)"
    Next, even the shirt spreads her armpits that turn yellow. Then she had a pungent odor that was incomparable to when she was tightening. I was dazzled by the strong odor just a while ago, but now the odor is fragrant.
    "(Sit down her hips ... and open her legs wide on her crotch to show off her secrets)"
    Gabat! !! The legs, which are wide open enough to hear the sound effect, divide the skirt into two parts like a split curtain, and generously show off the underwear that has been changed from pants to loincloth.
    Then her most ideal attitude as a poor man was completed.
    "(This is one of the essences of the Sect of Bingbo...)"

    Yorihime, who had been moving her body silently with no expression on her eyebrows, finally broke her face. She lithely loosened her eyes and her mouth in the form of joy, exposing her joyful face.
    …… But something isn't enough. She felt that this pose lacked something decisive.
    "(... Well, I don't have enough openness right now)"
    "Then what should I do to get a feeling of openness? It's easy. All you have to do is take off your over-decorated and stiff clothes and get naked", Bimbo Miko said.
    "(Ah, but I have to break this posture to take off my clothes ...)"
    Although she made a perfect pose, it's too regrettable to stop it now ... At that time, Yorihime was thinking like that.
    "... Now let's push her back for the new Bimbo."
    When Bimbo Miko, who gave a beautiful bow, shook her cane, a dim light covered her whole body ...

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