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Artist's commentary
「あなたにはまだ天国は早い」
「鈴江勇人さん、あなたが死ぬと運命づけられているのはあと37年後。だからまだ死んでもらっては困ります。」
「いやだ、もう死なせてくれ!もう生きていくのに疲れたんだ!」
「偶然帰ってきた家族に見つかり救出されるように手配しました。」
「やめてくれ!地獄に墜ちてもいい、だからやめてくれ!!」
「心苦しいのですが決まりなので…」
「悪魔め!こうなったら電車に飛び込んで…」
「無駄ですよ。四肢が吹き飛ぶだけで生き残ります。」
「毒を飲んで…」
「病院に運ばれて助かります。」
「飛び降り…」
「木の上に落下して無傷です。…そんなに今の状況が嫌なのです?」
「そうに決まっているだろ!いやになったんだ」
「うーん、じゃあ首吊りの後遺症として全身不随を付与しときますね。」
「何言って…」
「現実から逃げたいのでしょう?これで今の現実から逃れられますよ。」
「やめてくれ…悪かったから…」
「何やっても自殺しようとするんだったら全身動かないように呪っておきます。」
「い、いやだ…お願い、お願いです…」
「天国も暇じゃあないんです。それじゃ、良い現世を。」