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Artist's commentary
東方紙芝居④小休憩
(前回タグつけてくださった方々、すごくうれしいです。パソが動作不良になって進行が遅れてしまって、申し訳なく思っておりますOTL<今回会話のみとなっています。相槌と確認のみ…。) 「…スカーレット、ね。会った覚えはないですわ。」 「そう、やっぱり」 「それがお気に入りのメイドや藍を離してまでするお話?」 「そうね、聞いてみたかっただけよ」 「月から帰ってきて疲れたから長期休暇をもらうと言ったら、博麗に結界の大々的な修復を頼まれましたけど…あぁ、もしかして、先にそちらに会ったのでは?」 「…そういう事もありえるわね。」 「幻想郷に入るために結界を破壊して侵入した、そして博麗に排除された、という話だったら、私に会わなかったということにもなりますし。」 「そうかも知れないわね、お話ありがとう」 「いえいえ。それに、こちらも聞いてみたいことがあるの。」 「何?」 「吸血鬼が絶滅した時の事、知っているんじゃありません?聞いた話では、偽者に殺されたという話ですけど」 「…よく知っているわね、例の賢者にでも聞いたのかしら?」 「いいえ、別口ですわ。賢者とはその吸血鬼の紹介も無かったくらい会ってませんもの。それに、プライドの高い吸血鬼の恥部、こんなときでないと聞けないですし」 「交換条件って訳…えぇいいわ話してあげる」 「あら怖い、そんな顔じゃまるで話し終わった後に殺されてしまうのではと不安になりますわ」 「不毛なことはしないわ」