■リーフちゃん、意識朦朧　■夢なのかな？　なんか、急に目の前が白くなったと思ったら、そこから記憶がない。なんなんだろ、これ。「……！！……」なぁんか、誰か呼んでるような気がするんだけど……。うん、きっとコレは夢だね。白昼夢ってヤツ。夢なんだから、きっとあたしに都合の良い夢に決まってるよね。うん、きっとそう。だったらコウキ君はあたしに甘ぁい言葉を言ってくれるはず♪　彼、多分まだあたしのこと、好きでいてくれてると思うから、きっと言ってくれるはず。　「リーフちゃん！　大丈夫かッ！？」　すぐに返事してあげた方がイイのかな、とか思うけど、もっと彼のことよく知りたいし、直感で“いい人かも”ってだけで“つきあう”なんて、……ねぇ＾＾；　だからまだ返事はしてあげないんだ。彼のセリフ一つ一つにドキドキする時間が心地良いって言うか、それが嬉しいっていうか。「目を開けてくれよッ！　声聞かせてくれよッ！」　あ、そうか、今コウキ君にだっこされてるみたい。どうしよう、どうしよう、これじゃあたしお姫様だよッｗ「……ん……」　あ、声が出ちゃった。「リーフッ！？　リーフッ！？」　！！　あのコウキ君があたしを呼び捨てしてくれちゃったよッ！？　「……ぁ……」「よ、良かった……気が付いてくれて、良かった……ッ」「……コウキ君……えへへ……」「良かった……＞＜」　コウキ君泣きそうな顔……////　「……ねぇ、もう一度、呼んで……？」「リーフ、ちゃん？」「……違ぁう……その後の」「え？　え？」　……鈍いんだもんなぁ……「……なんでもないよ＾＾；」「え、な、なにがッ？？」　コウキ君は困惑したまま。わかんなかったら、それでもまぁ、いっかな＾＾　■次の話【pixiv #7672554 »】前の話【pixiv #7592926 »】表紙【pixiv #5527994 »】　■事態のとんでもなさに気が付いてません　■[追記] π/／おっぱい／ワキ……このリーフさんはフェチの塊です(;´Д`)ﾊｧﾊｧ