
Artist's commentary
練習23
描いた日:6月28日
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ちょこ先輩ですね。
知らない人に書きますと、チョコ好きアイドルを売りにしているキャラクターです。
ロ〇巨乳なので一部に熱狂的なファンがいる印象です。
エチ絵もよく見かけますね。
ちなみによくあるチョコの中で自分が好きなチョコは、ガ〇ナです。たまに明〇が食べたくなる時もなるときもありますが。
普通のミルクより断然ブラックが好きです。
あと、たけのこよりもきのこ派です(お菓子としてのレベルならたけのこの方が高いとは思います)。
チョコと言えば、アイスのジャイアン〇コーンで、コーンのシッポにある最後のチョコ詰まりがすごい好きなんですが、たまにチョコが無いことがあって、ガッカリします(チョコモナカジャ〇ボ買ったときに、たまにパリパリしてないやつを引き当ててしまったときのガッカリ感に似ています)。
◆現状の思考を垂れ流す駄文(2/3)
前回の続き。
実際、閲覧数の表示でわかりますが、絵が表示された回数はすさまじいのに、描いた人間の普段のツイートはすさまじく少なかったりします。
本人のホームなんて一切見てないんですね。アイコンを一度だけタップする、という行為すら基本的にはしてもらえません。
路上でパフォーマンスしてるようなもんですから、わざわざ足を止めてくれる人間なんてごくわずかなのと同じです。わずかに足を止めてくれた人も、パフォーマンスの中身をしっかり見てくれてるかと言えば、たぶんそんな見てないんですよね。
数字って、要は広告的な力に依存するので、パフォーマンスの内容とか中身以前の部分の比重が大きいわけです。
それをふまえて最初の話に戻りますが、有名絵師さんが誕生日であることをつぶやいたら、数時間以内にそこに駆けつけてリプライするって、相当希少なことをやってるんですね。
要は絵師さんたちって、普段から同業者の彼らを日常的にチェックしてるわけです。
仕事としてホーム画面を見に行くことをルーティーン化してるんです。
で、とにかく自分を認知してもらって、自分もリツイートしてますからあなたもリツイートしてくださいね、ってのをアピールしてるんですね。
数字があがるかどうかに関して言えば、似たジャンルの有名な人(顧客層が被ってる)にリツイートしてもらえるかどうかがほぼ全ての世界なので。
実は自分も踏み台にされたことがありまして。
ツイッターはじめて1週間か2週間くらいだったかな? フォロワー数が4ケタいったころ、フォロワーさんの中にたびたびこちらの絵が好きだ的な感じでコメントをしょっちゅうくださっていた方がいたんです。
その方も絵を描いてて、20フォロワーくらいで、まだ初心者的な感じだったんですね。
初心者とはいってもゴシックロリータ的な可愛いイラストで、影響を受けてる絵師さんが非常にわかりやすく、ツボをついていて、描きたい内容がハッキリしている方でした。
フォロー欄を見ると厳選しているタイプっぽかったので、その中に自分を入れてくれていたから、言葉に嘘はないと思ったんです。
それで、お礼にその人の絵をリツイートしたりしてました。
そしたら、その方の絵が一枚当たりまして、2万イイネくらい行ってフォロワーが急増し、自分の2倍以上になったんですね。
そしてその後、フォローを外されていました。
その方、後から見ると、やってることが中々したたかで。
例えば有名絵師さんのアイコン的なキャラクターを描くことで、その絵師さんからのリツイートを狙いにいったりして、サブ垢でたった一枚の投稿でフォロワー4ケタいかせたりしてたんですよね。
あれは本当に良い経験になりました。
その後まもなくして、病気で完全に1年描けなくなったこともあり、どん底で打ちのめされて非常に大きな経験になりました。
以前までの自分みたいに、「絵の数字は純粋な実力なんだ」って思い込んでいる人は、根本的に考えを改めたほうがいいかもしれません。
確かに一枚絵だけで勝負して伸びている方とかは、最低限の画力は大体あると思います(ガチ初心者レベルなら数字伸ばすのは流石に無理がありますし、有名絵師さんも当然相手にしません)。
ただ、本質はそこじゃないんですよね。
伸びている人はセルフプロデュースをかなり工夫しているか、上記のように有名絵師さんにコネをつくりにいく営業活動を見えない部分や裏でやりまくってます。
リツイートしてもらったらすかさず挨拶したり、有名絵師さんの配信とかで猛アピールしまくってたり……。
これらのことって一言でいえばコネの話ですし、YouTubeとかでも絵描きさんのトーク聞いたら出てきますけど、
「あーはいはいコネねー、そんなの社会人として当たり前じゃん」
で終わらせてしまうと、中々深掘っていけないと思うので、こういうことを改めて考えています。
特に自営業の界隈だったら、基本的に営業なんだから当たり前のことなわけですが、自分みたいにそのあたりを理解しておらず、数字というものの薄っぺらさに気づいていない人は、もっと他人を観察してみてもいいかもしれません。
絵とかこういう創作に関しての数字には、別に本質なんか宿ってないです。
数字が一回増えれば、あとはそれで権威性が増して、見た人が無意識レベルで「数字を見てから」その絵を良いと思い込んでいくので、雪だるま式に増えていきます。
共感の輪やその集団に参加できる快楽が与えられるわけですね。
なので、そこから考えると、本当の意味で自分がそれを判断して、「この絵は良い絵だ、俺はこの作品が好きだ!」って一人で言いきれる人って、世の中には少ないんだと思います。
これを書いてる自分も振り返ればそうでしたし、そういうもんなんですよね。
正直、エックスが現状アレになったり厳しくなったりしてるし、絵師さん界隈ってもう固定化されちゃったり囲いとかが決まってたりするので、もう今の時代は数字を上げたい新規絵師にとっては昔より明らかに厳しいと思いますね。
絵の仕事を依頼する企業側なんてそれこそ数字の影響力が全てで絵なんて一切見てませんし、それは利益が全てである企業に勤めてる人間のムーブとしては当然のことです。
絵を子供のように純粋な気持ちで描いてしまっていたり、見てしまったりしていると、将来食っていける確率は一気に減るのが一種の真実なのかなと感じています。
基本的に、コネづくりの営業活動とかせずに、純粋に絵だけを評価されて数字が伸びた絵師さんって、実際には見えているよりかなり少ないという現実を知る必要があります。
そのうえで、それらをせずに伸びてる絵師さんの特徴は何かというと、露出とイメージ戦略の固定かなと思います。
(次回に続きます)