「ファウナッハ、かつてあなたをその姿にして、しかも助けを求めるあなたを見捨てた男と再会したそうですね？」
「人間だった頃の名で呼ぶのはやめてって言ってるでしょ」
「眷属をどう呼ぼうと主人（マスター）の勝手ですよ？　なぜ嫌なの？」
「ラミアンナーガという名も、この姿も好きだからよ。人を辞めたことに後悔はないわ」
「契約直後は『化け物にされた！　元の姿に戻して！』って泣きわめいてたくせに」
「そうね。あのときはまだ下等な人間の美的感覚が残っていたから。もう克服したわ。このラミアンナーガより美しい女などこの世に存在しない。所詮人間どもの価値観ではわたくしの美しさを理解できはしない。あなたもね」
「そうですか……。それではラミアンナーガ、その男とはどうなんです？」
「今、タナトス様とはギンガムドリルの深淵の100層で、一緒に住み始めたところよ」
「あら、もう？　早いですね？」
「ええ、とても幸せ……。実の世界（エコーワールド）って素晴らしいわ。この世界を消そうとする者は誰であろうと許さない」
「なぜギンガムドリルで暮らしてるのですか？　ピンズタウンで2人で住めばいいじゃない」
「あそこ空気がいいのよ。濃厚な瘴気に満ちていて。それと人間だった頃の姿を演じずに、この真の姿で人目を気にせず生活できるから。ずっと仮の姿に変身しているのも疲れるのよ」
「なるほど。でも召喚したときはすぐ来て下さいね。最近遅いですよ」
「ごめんなさい。タナトス様との時間が幸せ過ぎて……」
「なら少々の遅れは大目に見ましょう」
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こちらのネジ太郎様の書かれた二人のやり取りがとても可愛くて楽しく描かせて頂きました！
エコマナのどこかにこんな世界が有ったらとてもハッピーですね♪
フェンリルナイトは当時、結城信輝氏が描かれたリースの表情が大人っぽくセクシーで強気な表情がすごく印象的でしてあのリースだったらこうラミアンナーガの事にあれこれ首突っ込んできそうな気がしてなりませんでしたｗ
ギンガムドリルのお家で小さく収まっているタナトス（★★★）も目に浮かびます＾＾

リクエスト頂いたネジ太郎様、相乗り頂きましたsaku様、どうもありがとうございました！
後ほどギフトで大きいサイズの物と各キャラ単品分けした物をまとめてお送りさせて頂きます。