惑星アフリカ、とある航空機ブローカー…。厚い氷に閉ざされてしまった地球から様々な機器が発掘されここ惑星アフリカへ送られていた。小商売を営む様々な初音達がこれらの荷を先物取引で売買していた。航空機ブローカーMもそんな初音の一人である。その日、Mの元に一本のコンテナが届いた。開けてみると、なんとLaGG-3が入っていたのだ。MはシュトルモビクかYak-3を希望していたのだが発掘の順番で機体が決まるこの方式ではしかたがなかった。そこでMは機体を探しているイタリア班に目を付けたのだ。機体をイタリア機風に仕上げてなんとか売り付けようというのだ。しかも、あくまでも詐欺にならないようにしなければならないギリギリの線で…。航空機知識のあまり無いイタリア班、さらなるピンチだ…。