
Artist's commentary
ふと目を覚ますと足元に
こんな顔をした女が座っていたらしいのだが、俺はいつもうつ伏せで寝ているので全く気付かなかった 壁の時計としばらくにらめっこしたのち再び夢の中へ するとその女はすーっと音もなく移動して、今度は俺の枕側へ座った、しかし俺の意識は既に眠りに落ちていたので全く気付かなかった 1時間ほど経ったころ、ついにしびれを切らしたのか、女は俺の右袖を引っ張って「わたしをトレスして」と言ってきた あまりに突然のことだったので、俺は思わずそいつを突き飛ばし、尻餅をついた状態の顔面をかかとで思いきり蹴り飛ばした 確かな手応え(足応え?)があり顔を押さえてうずくまる女、小さくうめき声をあげるばかりで動かないので哀れになってきて「ごめん」と謝ると彼女は、涙声で「いいですよ」と許してくれた が、徐々に輪郭がぼやけてきてそのまま女は霧のように消えてしまった 不思議な事があるものだ ちなみに俺はトレスしない派だが、奴のおっぱいならなぞってみてもよかったかも、とあとになって思った ただしおっぱいがきれいなまま残っていればの話