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Artist's commentary
軍艦 龍驤
龍驤は熊本藩がイギリスの造船所に発注し建造されたコルベットです。帆・機併用の3檣シップ型で木造船体の舷側に装甲帯を持っています。日本海軍発足時、最大の軍艦だった龍驤は実質的な旗艦の役割を務め、台湾出兵や西南戦争に参加しました。
龍驤の資料は「日本海軍全艦艇史・上巻」等にある3枚の写真しか見つけることができず、そこから推測して絵を描いています。搭載艇やキセル型吸気口の位置等、半ば想像です。
日本海軍シリーズ
Acrylic painting 136×220mm
空母となった二代目龍驤とのツーショット写真を追加しました。