Resized to 26% of original (view original)

Artist's commentary
Provence-class
1860年代初め、装甲艦が出現してもしばらくは、木造戦列艦こそが海軍の主力と考えられており、とりわけイギリスではその傾向が強く、戦列艦の数ではイギリスがトップでした。そこでフランス海軍が、装甲艦の数で優位に立つべく建造したのが、プロヴァンス級の10隻の装甲艦です。
プロヴァンス級の写真は少なくて、今回はツーロン海軍博物館の精密模型とガロワーズの不鮮明な写真を手がかりに絵を描いています。この時代はもう、日没後に航行灯(マスト灯、舷灯、船尾灯)を点けることが義務付けられていたと思われますが詳しい史料は見つけられませんでした。
外国艦船シリーズ
Acrylic painting 136×220mm